
台風13号が通過する中、国道の旅のため、関東平野に乗り込んできました。
今回の国道は、東京の中心から30~40キロほど外側を環状に走る国道16号線。
横浜から始まって、大宮、千葉、木更津、東京湾を跨いで、横須賀、横浜に戻ってくるルートで、距離は約250km。
東京の外縁をぐるりと回る、国道の旅初の環状旅行に出発!
横浜・高島町交差点
環状の国道にも、法律上、起点というものがあって、国道16号線の場合、起点は、横浜市内の高島町交差点。環状なんだから、当然終点もここになる。
ということは今回の旅は、16号線をひた走った後、この交差点に戻ってくるということ。
ちなみに、方向は時計回りが正方向らしいので、おいらも時計回りで旅することにした。
なんてことの無い、普通の交差点に再会を誓い、いざ、一周開始!
横浜・浜松町交差点
高島町交差点から約1キロほどは、国道1号線と重複道路。よって、見た目はただの”国道1号線”。(2年半前に通ったなぁ)
国道1号線から分岐する浜松町交差点が、国道16号線の事実上スタートということになる。
国道1号線を右折して、多摩丘陵に向かって北上。
東京・町田
横浜から北上を開始して1時間。”東京都”の看板を発見。
が、しかし、すぐに”神奈川”に戻ってくる。
なんでだ? と地図を見たら、原因がわかった。町田市のいびつな位置がその原因。
町田は、東京都内であるが、神奈川側にはみ出している。というか、はみ出しその部分が町田市なので、本来地理的には神奈川である町田市を無理やり東京都に編入したようにしか見えない。
その東京の突起物を横断したので、国道16号線は一瞬だけ東京都に入ることになる。
なんの政治的圧力をかけたのかは知らないが、町田には”東京都”というステータスがどうしても必要だったらしい。
神奈川・東京県境(本当は、町田と多摩の境界)
ということで、当ブログでは町田市は、神奈川県とみなすことにしたので、町田市と多摩市の境界を県境と認定。
よって、ここで、この旅初の東京都突入!ということにする。
東京・横田空軍基地
東京に入ってしばらくすると、道の脇に英語の看板が目立つようになる。
わが国の首都に”どどん”と滑走路を構える米国様の横田基地が鎮座ましましているからだ。
基地のレーダーや社宅、いや、軍宅(?)そして、滑走路なんか見ていると、日米同盟に確固たる思いがあるわけではないおいらも、なんとなく、複雑な気分になる。
東京・埼玉県境
正午過ぎに埼玉に突入。
ところで、県と都の境ってのは、県境なの? 都境なの? (”都境”ってあまり耳慣れない言葉だが、都民は使うのかな???)
今日は台風13号が日本列島を横断した翌日。まさに台風一過という空になってきた。
大宮・鉄道博物館
さいたまと言えば、大宮。大宮といえば、鉄道博物館ということで、鉄道博物館に寄り道をした。
鉄道博物館は、昨年オープンしたばかりの大型鉄道展示施設で、鉄道シミュレーターや鉄道型のゴーカートなんかが、子供にむちゃくちゃ人気がある。
で、まぁ、おっさんのおいらは、どうだと言えば、これが、また、かなり面白い。
メインとなるヒストリゾーンという大きな建物の中には、様々な鉄道車両が飾ってある。蒸気機関車はもちろん、初代新幹線、ちょっと前の特急や寝台列車、天皇専用の御陵車両などなど。
まぁ、車両があるだけといえばそれまでだけど、男の子はおっさんになっても、鉄道が好きなんですわ。
埼玉・さいたま
と、鉄道博物館を3時間も満喫してしまったので、もうなんだか日が傾いてきた。
鉄道博物館からわりと近く、東北自動車道を超えたあたりで100キロポストを発見。
つーことは、日が暮れようとしているのに未だ、走行距離は、100キロということか...。
埼玉・千葉県境
さらにしばらくして、埼玉と千葉の県境を発見。
ここら辺から16号線は房総半島に向かって、南下を始める。
千葉・袖ヶ浦
なんの特徴もない、郊外の国道といった感じの道路をひたすら南下し、千葉市内に至る。
そこから京葉道路の脇の道を走って、袖ヶ浦に向かう。この辺りは、湾岸の産業用道路といった雰囲気となる。
そして、袖ヶ浦の市街地に入るったところで、200キロポストを発見。
やっと、先が見えてきた。
いやいや、またやってたとは・・・。
返信削除しかも関東だし。
関東来る時は連絡して下さいって。
都と県の境は都県境とよくラジヲの交通情報で言っていますが、本当はどうなのかわかりません。
東京都と神奈川県の境を勝手に変えちゃうなんて、さすが。
都県境!
返信削除初めて聞く単語です。
そうか、都県境かぁ。
となると、府と県の境は府県境なのかなぁ??
関西の人に聞きたいですね。
ところで、次に関東に行くときこそは、ういろうを持ってお伺いします。