香港と海を隔てたマカオを結ぶ港珠澳大橋を使って、珠江デルタを一周する旅。
早朝、香港からマカオへバスで移動し、マカオのパンダを見学。
続いて、マカオLRTの残りを乗りつぶしていく。
2025-04-22
珠江デルタ周遊記(後編)
珠江デルタ周遊記(前編)
香港MTR全線1日制覇以来の香港である。
コロナ禍を挟んでこの7年間、香港の交通事情にいろいろと変化があった。
まずは、2018年港珠澳大橋の開通である。全長50キロ弱のとんでもない長さの橋によって、香港とマカオ、さらにはその隣の中国本土珠海市と道路でつながった。香港からマカオまで、船ではなくバスで移動できるようになったのだ。
同じ年、中国の高速鉄道が香港まで直接乗り入れた。これにより、昨年、長年広州と香港を結んでいた広九直通列車が廃止された。
さらには、2022年、広九直通列車と線路を共用していた香港MTRの東鉄線が海底トンネルを通って香港島まで延伸した。
そして、全く関係ないのだが、昨年香港オーシャンパークに双子のパンダが生まれた。これはぜひ、まだ小さいうちに見ておきたい。
ということで、香港を含む珠江デルタの交通網(とパンダ)を確認しにいくため、香港に向かった。
2025-03-21
2025-03-20
モルディブで水上飛行機に乗る(前編)
世の中に乗ってみたい乗り物がたくさんある。ホーバークラフト、飛行船、列車ごと船に乗せる鉄道連絡船、などなど。
そのうちの一つが水上飛行機である。水上飛行機とは、滑走路ではなく水上から離着水する飛行機のこと。要は、「紅の豚」でポルコたちが乗っているアレである。
水上飛行機は軍事用、防災用として活躍するほか、小規模な離島路線を中心に民間航路も世界中で多数運行されている。多数の離島を抱えているはずの日本でも戦前は運行されていたようだが、戦後絶滅してしまった。
で、どこなら乗れるのかと調べたのだが、世界最大の水上飛行機の運行会社(TMA - Trans Maldivian Airways)はモルディブにあるらしい。
モルディブはインド洋北部に浮かぶ島国である。島国と言っても日本とは違い、モルディブは26の環礁が領土となっている。環礁とは環状に形成されたサンゴ礁のことで、島は主にそれぞれの環礁の外縁にあたる部分にある。モルディブの主要産業は観光であり、小さな島一つが一つのリゾートホテルとして開発されてきた。
モルディブの空の玄関・ヴェラナ国際空港は、首都であるマレ島の隣の島にある。海外からの観光客は、そこから各リゾートの島へ移動しなくてはならない。空港のある南北マーレ環礁の島へはボートで、それ以外の環礁へは水上飛行機で、さらに離れた環礁へは一度国内線に乗り換えてからボートで移動する。
つまり、モルディブのヴェラナ国際空港から少し離れた環礁にあるホテルに泊まれば、必然的に水上飛行機に乗ることができるということである。
そこで、今回はモルディブ諸島の北方、ラヴィヤニ環礁にあるリゾートホテルに宿泊する旅に出た。
2025-01-15
西関東私鉄制覇の旅 428.1キロ (#5 完結編)
関東西部の未制覇私鉄を乗りつぶす旅もいよいよ大詰め。
2日かけて、京急、横浜市営地下鉄、小田急とその周りの路線を乗りつぶしてきた。残りは京王井の頭線と相鉄の二俣川駅以東。
それに加えてもう一つ、2016年に東急は全線制覇したのだが、その後時が流れてあらたに新横浜線が開業したので、ここも押さえておく。
さらに、西関東というくくりから大きく外れるが、昨年開業した宇都宮の宇都宮芳賀ライトレールも乗車しておく。
2025-01-14
西関東私鉄制覇の旅 428.1キロ (#4 小田急編)
全国の私鉄全制覇を目指して乗り潰しを続けているが、ここいらで関東を片づけようと残っていた大手私鉄、京急、京王、小田急、相鉄と周辺の路線を片づけていく。
一週目は京急と江ノ電、横浜市営地下鉄、二週目の今週は、京王本線系統を片づけて、小田急に取り掛かり始めた。
2025-01-13
西関東私鉄制覇の旅 428.1キロ (#3 京王編)
目指している私鉄完全制覇達成に向けて、残された関東西部の私鉄を一気に制覇する旅。
初日は京急と横浜市営地下鉄、江ノ電を制覇。
そして一週間後、残りの京王と小田急と相鉄を片づける。本日は、これらに加えて小田原から伸びる伊豆箱根鉄道の大雄山線、小田急箱根の内、未乗だった小田原-箱根湯本間、東急全線1日制覇後に開通したため未乗である東急の新横浜線に乗る。
2025-01-12
西関東私鉄制覇の旅 428.1キロ (#2 横浜市営地下鉄編)
関東私鉄の乗り潰しを完遂させるべく、京急の制覇を実行。品川を出発し、逗子・葉山駅で完了。
続いては横浜市営地下鉄に取り掛かるが、その前に江ノ電に寄り道ならぬ、寄り鉄する。
2025-01-09
西関東私鉄制覇の旅 428.1キロ (#1 京急編)
日本全国の非JR鉄道路線の制覇を目指しているが(全国私鉄・公営鉄道全線制覇マップ)、ここいらで関東を一気に片づけることにした。
関東の大手私鉄は東武全線464.6km 1日制覇、東京フリーきっぷ 444.3km 完全制覇、東急・西武全線274.1km 1日制覇、京成三兄弟211.1km 一日制覇で、中小私鉄は関東非鉄輪鉄道十二番勝負、関東ケーブルカー探訪、関東ローカル線の旅などで片づけてきた。
残りは、京急、小田急、京王、相鉄の大手4社と、横浜市営地下鉄、江ノ電、宇都宮ライトレール、伊豆箱根鉄道・大雄山線、小田急箱根の小田急乗り入れ区間のみとなっている。この400キロ余りを3日間で一気に乗り潰してきた。
まずは京急のターミナル品川からスタート。
2024-08-14
冠峠山道路・白山白川郷ホワイトロード 周遊ドライブ
岐阜県と福井・石川両県の間には2000メートル級の両白山地が横たわっている。このため、両地域を跨ぐ鉄道も高速道路も存在しない。まもなく大野油坂道路が開通するが、これが初めての高規格道路となる。
一般国道も大野油坂道路の現道区間である158号が唯一の道路で、他はいわゆる酷道あるいは、それすらない道路であった。だが、昨年、20年の歳月をかけ、冠山の下にトンネルを通した冠山峠道路が開通し、長年未開通であった国道417号線が全通した。ようやく、岐阜と福井を結ぶ二つ目の道路ができた。
一方、石川・岐阜両県の間は未だに国道は開通していない。その代わり、スーパー林道として建設された白山白川郷ホワイトロードが夏季の間のみ通行可能である。
今回は、冠山峠道路の開通を祝して、冠山峠道路と白山白川郷ホワイトロードを周遊してみる。
福井には現存12天守の丸岡城もあるので、ここも押さえておく。