憧れの水上飛行機でたどり着いた南国の楽園・モルディブ。
リゾートホテル・ル メリディアン モルディブ リゾート&スパで、腑抜けに腑抜けた4泊の記録です。
ティラマフシ島
ラヴィヤニ環礁・ティラマフシ島
今回宿泊したホテルは、ラヴィヤニ環礁ティラマフシ島にあるル メリディアン モルディブ リゾート&スパである。
ティラマフシ島にあるというよりは島全体がホテルなので、水上飛行機を降りたら、そのままレセプションに案内されチェックインし、その後チェックアウトまでホテルに軟禁状態になる。つまり、何をするにしてもホテルに課金である。
モルディブのホテルは、どこでも水上に建てられたヴィラが売りなのだが、今回私が選んだのはラグーン・ヴィラ。浜辺から少しだけ海にせり出したヴィラとなっている。バルコニーは環礁の縁の方を向いていて、近くのきれいな海から、環礁を超えた水平線の向こうまで眺めることができ、抜群のロケーションであった。
で、このヴィラだが、このホテルの中だけでも、水上ヴィラが島の東西にあり、さらにビーチに沿ったビーチヴィラがある。それぞれ朝日が見えるとか、夕陽が見えるとかビーチが近いとかいろいろな売り文句が書かれていて、どれにするかむちゃくちゃ迷った。結果、ラグーン・ヴィラはとても良い選択ではあったのだが、現地に来て、日本では気にしていなかった大きな選択ポイントがることに気が付いた。
環礁の縁に島がある場合、片方は外洋に向いていて、片方は環礁の内側を向いていることになる。どちらにも遠浅の海で泳ぐことができるのだが、当然、潮の流れは外洋側の方が早く、危険とされている。このホテルでも外洋側の海はライフジャケット着用が義務付けられていて、基本的に遊泳するビーチは環礁の内側に設定されている。
この環礁の内側か外側かという視点は、現地に着くまで全くなかった。大海原を眺めたり、夕陽や朝日を眺めるなら環礁の外側も悪くないが、泳いだり、スノーケリングを楽しみたいのであれば、断然内側が有利だ。行ってみないとわからないことって、やっぱりあるよね、という話。
この後、ここで4泊過ごしたのだが、まあ天国でしたわ。
何よりも素晴らしいのは、海。抜群の透明度に加えて、水温がかなり高い。私がいつも言っている温水市民プール(水温30度らしい)より体感温かい。かといって、外が灼熱というわけではなく、カラリとして日陰に入れば汗も噴き出てこない。
私は普段、海とプールがあれば、たとえ海が目の前でもプールに入る派なのだが、今回ばかりは断然、海。きれいで、磯臭いわけでもない海が目の前にあると無性に入りたくなる。
滞在中、全て晴れていたこともあり、ともかく一日中、海でちゃぷちゃぷ泳いでいた。
スノーケリング
インストラクターが素潜りで撮ってくれた動画
ラヴィヤニ環礁・ティラマフシ島
宿泊2日目、せっかく目の前にきれいな海があり、部屋のすぐ近くですら魚が泳いでいるので、環礁のドロップポイントまで行ってスノーケリングをしてみることにした。
ホテルのアクティビティーとしてインストラクター付きでスノーケリングをしたのだが、本当に素晴らしいインストラクターだった。
ホテルから数百メートル先のドロップポイントまでボートで向かい、そこからはインストラクターが浮き輪を引っ張って泳いで行ってくれる。
さすがこのあたりの海を知り尽くしているだけあって、カラフルな魚だけでなく、エビやカメ、エイまでも見つけてくれた。それだけではなく、私が持っていたGoProを持って、素潜りで魚の姿を間近で撮影してきてくれた。
迫力満点の映像が撮れているので、ぜひ動画を見てほしい。
帰国
ラヴィヤニ環礁・ティラマフシ島
帰りも、行きと同じように水上飛行機でマレまで帰るのだが、やはり前日の夜にならないと出発時間はわからない。
で、前日の夜に朝9時25分出発と知らされ、8時25分にチェックアウトしたのだが、いつまでたっても飛行機がやってこない。理由はわからなかったが、遅延しているらしい。結局、1時間以上、待ちぼうけを食らったのち、無事帰りの水上飛行機に乗ることができた。
本来はシンガポール便の出発時刻の3時間ほど前に到着するはずだったので、マレの街でも散歩しようと思っていたのだが、そんな時間的余裕はなく、水上飛行機ターミナルを降りると、すぐに送迎車に乗せられ、せかされるように国際線のチェックインカウンターの手荷物検査の列に並ばされた。
というわけで、バタバタのうちにモルディブを出発。のんびりしたリゾートホテルの日々から一気に現実に引き戻された。
まあ、言うても飛行機に無事乗れたし、その後も定刻通り名古屋に帰ってこれたので、言うことなしですわ。
いや、モルディブむちゃくちゃいいところでした。
なによりも海。透き通るブルーの海が気持ち良すぎた。きれいで、水温も温かく、ビーチも過ごしやすい。何よりも、ホテルのプライベートビーチなので、人が少ない。
リゾートと言えば、ハワイや石垣島などの海を見てきたが、正直レベルが違いすぎる。
私は海を見ても、正直テンションが上がる方ではなく、「せっかく来たので気持ちだけ」という感じで海に入るタイプなのだが、この海は違った。日焼けさえなければ、一日中海に浮かんでいたい気分だった。
また行きたいと思う場所は世界中にたくさんあるが、ここは「絶対にまた来る」と思える場所でした。今すぐにでも、もう一度モルディブ行きたいですなぁ。
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