スルッとKANSAI 3dayチケットを使って関西私鉄全線を乗りつぶす旅。
初日の午前中が終わった時点で神戸以西を制覇し、大阪に向かって東進を開始する。
次のターゲットは阪急電鉄。
阪急は大阪・梅田から神戸、宝塚、京都の3方向に路線を展開する関西の大手私鉄。全国ほとんどの鉄道事業者が車両を無個性なアルミボディに変更する中、かたくなに阪急マルーンと呼ばれる茶色の全塗装電車を走らせ続けている豪気な鉄道会社だ。
同じ大阪ー阪神間を走らせている阪神との差別化のためか車内の内装も少しお金がかかっている印象を受ける。(現在は阪急と阪神は経営統合しているけどね)
さて、阪急の乗車計画だが、神戸本線→宝塚本線→今津線と乗り継いで、反時計回りに大阪以西を乗りつぶす予定。途中、甲陽線、伊丹線、箕面線の各支線と能勢電鉄が分岐するので、こいつらも潰していく。
(神戸高速 東西線/阪急 神戸本線 16.7km) 20. 夙川 14:47発 甲陽園行 → 甲陽園 14:52着
(阪急 甲陽線 2.2km)
21. 甲陽園 14:56発 夙川行 → 夙川 15:01着
(阪急 甲陽線 2.2km)
神戸・新開地駅
新開地から阪急の神戸三宮までが神戸高速鉄道の東西線で、そこから先が阪急の神戸本線となる。新開地から梅田まで直通する電車に乗ったので、途中の神戸三宮駅で19社局中5社局目の神戸高速鉄道が終了。
西宮・夙川駅
甲陽線を制覇するために夙川(しゅくがわ)駅で下車。周囲は高級邸宅地とのことで、ホームから眺めることのできる夙川も両岸の並木が映える美しい景色となっている。いや、美しい景色だった気がするのだが、乗り換え時間があまりなく、さっさと甲陽線のホームに向かってしまったので、よく覚えていない。
で、甲陽線にのってわずか5分で終点・甲陽園に到着。4分後に同じ電車で折り返して夙川に戻ってきたら、1分で神戸本線に乗り換え。
以下、この作業が伊丹線、箕面線と続くことになる。
(阪急 神戸本線 2.7km) 23. 西宮北口 15:07発 梅田行 → 塚口 15:12着
(阪急 神戸本線 5.4km) 24. 塚口 15:16発 伊丹行 → 伊丹 15:22着
(阪急 伊丹線 3.1km)
25. 伊丹 15:25発 塚口行 → 塚口 15:31着
(阪急 伊丹線 3.1km)
尼崎・塚口駅
夙川から西宮北口へ、西宮北口で特急に乗り換えて、塚口で降りる。
で、次は伊丹線。やはりわずか6分の乗車であっという間に終点。で、3分で折り返し、塚口で2分の乗換え。
なんか、夙川駅と塚口駅は駅の構造が似ていることもあり、デジャヴ感が半端ない。
(阪急 神戸本線 7.8km) 27. 十三 15:43発 急行 宝塚行 → 石橋 15:55着
(阪急 宝塚本線 11.1km) 28. 石橋 15:59発 箕面行 → 箕面 16:05着
(阪急 箕面線 4.0km)
29. 箕面 16:08発 石橋行 → 石橋 16:14着
(阪急 箕面線 4.0km) 30. 石橋 16:16発 急行 宝塚行 → 川西能勢口 16:21着
(阪急 宝塚本線 3.7km)
尼崎・十三駅
塚口から十三(じゅうそう)へ。大阪に近づくに連れ、どんどん人が増えてくる。神戸電鉄が割りとガラガラだっただけに、阪急が余計賑やかに感じる。
十三駅は阪急の3本線(神戸本線、宝塚本線、京都本線)の分岐駅。各方向に向かう電車が次々とやってくる。
十三から終点梅田までは、明日、京都本線と共に制覇するので、今日は十三で宝塚本線に乗り換える。
一日中電車に乗り換え続けると、結構足に来る。多分、ホームに繋がる階段の上り下りの疲労が蓄積するのだと思う。そうなると、十三のように同一ホームで乗り換えられる路線はありがたい。
バリヤフリーの重要さを身を持って感じなたら、宝塚本線の電車に乗る。
池田・石橋駅
石橋からは箕面線で箕面へ。宝塚本線と箕面線の間は、梅田方向ならば同一ホームで乗り換えられるのだが、今回は生憎逆方向。やむなく階段を上って降りて、箕面線へ。
片道6分の箕面線を往復すると、また、石橋駅で階段の上り下り、そして、わずか2分の乗り換え。
ぜいぜい言いながら、再び宝塚本線の急行に乗車する。
(能勢電鉄 妙見線 12.2km) 32. 妙見口 16:55発 川西能勢口行 → 山下 17:03着
(能勢電鉄 妙見線 4.0km) 33. 山下 17:06発 日生中央行 → 日生中央 17:09着
(能勢電鉄 日生線 2.6km) 34. 日生中央 17:10発 川西能勢口行 → 川西能勢口 17:30着
(能勢電鉄 日生線・妙見線 10.8km)
川西・川西能勢口駅
川西から能勢妙見山までをつなぐ能勢電鉄の玄関口が川西能勢口駅。とはいえ能勢電鉄は阪急の子会社なので、電車も阪急カラーで川西能勢口では改札内で乗り換えることができる。要は、今まで制覇してきた阪急の支線となんらかわりない。
だが、多少違いがあるのが、甲陽線、伊丹線、箕面線と違って距離が少々長いことと、能勢電鉄の本線である妙見線からさらに日生線という支線があること。
で、まずは妙見線を終点妙見口まで一気に制覇する。で、すぐに折り返して途中の山下駅に戻り、日生線を制覇する。日生線はわずか一駅3分間なので、すぐに終点・日生駅に到着。これで6社局目の能勢電鉄を制覇。
だが喜んでいる暇もなく、1分でホームの対面に止まっている電車に乗り換えて川西能勢口に戻る。
しめて約1時間の小旅行で能勢電鉄を完全制覇し、阪急宝塚本線の旅に戻る。
(阪急 宝塚本線 7.3km) 36. 宝塚 17:56発 西宮北口行 → 西宮北口 18:10着
(阪急 今津線 7.7km) 37. 西宮北口 18:16発 今津行 → 今津 18:19着
(阪急 今津線 1.6km)
川西・川西能勢口駅
1時間ぶりに川西能勢口に戻ってきたが、乗り換え時間はわずか2分。またしても、あわてて階段を上って、降りて宝塚線のホームへ移動。
で、10分で終点宝塚駅に到着。宝塚歌劇団の宝塚大劇場の最寄り駅で、手塚治虫の出身地としても有名な宝塚。発車メロディーは、当然”鉄腕アトム”になっている。
がんばれば2分乗換えで1本早い電車に乗れたのだが、ここで急いでも、この先20時ごろに乗車予定の阪神武庫川線で追いついかれてしまうので、ゆっくり乗り換える。
宝塚駅から南へ今津線が延びていて、これに乗ると阪神本線の今津駅へ行くことができる。これが終われば十三以西の阪急は終了、広い頭端式のホームを歩いて、今津線のホームへ移動する。
西宮・西宮北口駅
今津線は路線としては宝塚-今津間を結んでいるのだが、線路は途中の西宮北口で途切れているため、西宮北口で乗り換えが必要。
ということで、3時間ぶり本日2回目の西宮北口。2回目とは言え、前回は特急から普通に乗り換えただけなので、ホームを10歩ばかり歩いただけに過ぎず、”帰ってきた感”は皆無。
夕方になり街中の中心駅ということもあって駅構内はかなりの人で溢れている。人をかき分けるようにして、地平の宝塚方面ホームから高架の今津方面のホームへ移動する。それにしても、都会は人が多くてイヤだねぇ。
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