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日本最長国道、国道4号線を青森から東京まで南下する旅の1日目です。
長旅を終えてやっと青森に着いたけど、ここはまだスタート地点。
700km彼方の東京に向かって(というか、その350km向こうの名古屋まで帰らないとあかんのだが...)、いざ!
....と、思ったのだが、初日から雨....。がっかりだよ。
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近くには「東京」を指し示す
あまりに大胆な案内板が....
青森・青い森公園前
青森県庁のお隣、青い森公園の前が国道4号線の終点。ちなみに、新潟から青森の国道7号線の終点でもある。
目的地、お江戸の日本橋までは743.6km。
♪上野発の夜行列車~ と鼻唄を歌いながら、雨の青森を出発する。
青森・平内町
青森市街地はあっという間に終わり、4号線は、海と山に囲まれた細い道路となる。
ここで、最初のキリ番キロポスト"700km"を発見。
700という数字にうんざり、東京から名古屋までの300kmという数字を足してうんざり。
誰が「狭い日本」なんて、言ったのだか...。
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りんごのガードレールともお別れ
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青森・岩手県境
青森県を走っている間、リンゴの形をしたガードレールがずーっと続いていたのだが、それもここでお別れ。
しかし、青森市街地を抜けてから、景色がまったく変わらないのは、気のせいなのか???
岩手・一戸
東京まで600kmのキロポスト。
この日の天気は、雨が降ったり止んだり、晴れ間が覗くことがあっても、そのうちまた雨が降り出す。
いや、それにしても、景色が変わりません。
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岩手・岩手
岩手県岩手町に、”石神の丘”という名の道の駅を発見。
なんとなく、名前に惹かれて足を止めてみる。
道の駅には、”石神の丘美術館”という野外に石像が飾ってある美術館が併設されている。
ちょっと、覗いてみようと入場券を買おうとすると、切符売り場のおばさんに「え?? 見るの??」という、顔をされる。
それにもめげず、入場してみたら、ゴールデンウィークだっつーのに、案の定おいらの他に客はなし。
いや....、入場料300円の割には、結構楽しめるところだよ。うん。
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マッチ棒の数で何杯食べたか数える
岩手・盛岡
せっかく盛岡に着たので、「わんこそば」にチャレンジ。
わんこそばで創業120年の老舗・直利庵にやってきた。
普通のそばは1階、わんこそばは2階と入り口が分かれていて、とうぜんおいらは「わんこ専用入り口」へ向かう。
中は老舗らしく、古い日本家屋ってな感じで、着物姿の給士さんが絵にとても絵になる。
わんこってのは、一口分の蕎麦を、お給士さんが「はい、じゃんじゃん」って掛け声とともに、お椀に入れてくれるシステムなんだよね。
で、おいらに付いた、給士のお姉さんの声がえらいセクシーで、その「じゃんじゃん」が聞きたいが為にかなり無理して食いましたよ。
もう食えないなぁ、って思いかけた矢先に給士さんが変わっので、「残念だが、これが潮時だ」と思ったんだけど、今度の給士さんは素敵なお顔の持ち主。
で、もうちょっと眺めていたいばかりに、さらにバリバリ食うハメになりました。
記録は76杯。
いや、かなり頑張った。うん。
ちなみに、この店、そばそのものがかなりうまい!
これだったら、わんこじゃなくて普通の蕎麦をゆっくり味わって食べればよかった....。
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岩手・盛岡
車に戻ると、さっそくズボンのベルトを緩め、4号線の旅再開。
今日中にもう100kmぐらいは、先に進まないと、ゴールデンウイーク中に名古屋に帰れなくなる。
岩手・花巻
そろそろ、500kmのはずだが、キロポストを発見できず。
花巻南温泉郷の温泉に寄るため、バイパスではなく現道の方を走っていたのだが、おそらく、キロポストはバイパスの方にあったと思われる。
岩手・花巻南温泉郷
またしても、4号線を離れて、寄り道。
やってきたのは、鉛温泉の藤三旅館。
昭和16年築というなんとも風情のある建物中に源泉が異なる4つの温泉(しかも全てかけ流し)があるというおいしい温泉宿。
名物は立って入る深さ1.25mの白猿の湯(混浴)なんだけど、それよりよかったのが、川に面した露天風呂の桂の湯。
あいにくの雨で長くはいられなかったのだけど、日が落ちて程よく暗くなった川面を眺めながらの入浴は、なかなかのモノ。
いや、いい湯でした。
岩手・北上
再び4号線に復帰して走ること数十分。
485km地点にてこの日の走行は終了。ざっくり、3分の1終了といったところ。
1日目
東京まで:485km
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