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2014/10/03

スルッとKANSAI 3day 1192.5km 完全制覇(#4 阪急 京都 & 京阪Ⅰ編)

 スルッとKANSAI 3day チケットを利用して、関西私鉄を3日で制覇する旅。スタートから24時間が経過して2日目の早朝。
 スルッとKANSAIのエリアは、ざっくり言って、大阪を中心に神戸方面(阪急、阪神)、京都方面(阪急、京阪)、奈良方面(近鉄)、和歌山方面(南海)に延びている。
 1日目に神戸方面を乗り潰したので、本日は和歌山方面、すなわち南海を片付ける予定。しかしながら、南海だけだと時間が余るので、その前に京都方面、その後に大阪市内を食い散らかす予定となっている。
 そんなわけで、早朝、阪神の尼崎駅を出発し梅田に到着した後、阪急の梅田駅に移動し、始発に乗って京都本線の制覇を開始する。

本来は、梅田からスタートだったのだが
大阪・梅田駅

 本来2日目はこの時間から開始のはずだったが、昨夜のトラブルで1時間始動が早まった。まあ、5時も4時も日が昇る前の早朝という意味ではあまり変わらないけどね。
 梅田駅は阪急のターミナルで、ここから神戸、宝塚、京都の3方向へ線路が伸びている。3路線それぞれの複線が梅田駅まで乗り入れているので、梅田駅では3路線の電車が同時に出発する姿を見ることができる。始発時間も3路線同一で、午前5時ちょうどに、新開地行きと宝塚行きと河原町行きの普通電車が一気に発車する。
 駅の構造は、3路線の9本の線路が全て完全に行き止まりとなる頭端式のホームで、日本では珍しい文字通りの”ターミナル”駅となっている。おいらは、幼少の頃1年だけ宝塚本線の豊中駅の近隣に住んでいたことがあるのだが、阪急電車がビルの3階にある広大なホームに吸い込まれていく様子をよく覚えている。沢山のホームから次々と発車する電車を見るのが大好きだった。
 駅本来の機能的なかっこよさという意味では、この阪急の梅田駅が日本一だと思っている。実にかっこいい。

 そんな梅田駅から定刻通り5時ジャストに京都方面へ向かう河原町行きの普通電車が発車する。3列車のなかでは、わずかに一番早く発車し、梅田駅のビル後にした。日中なら特急も走っているのだが、5時台は普通しか無いため、各駅に停まりながらのんびりと京都を目指す。

京都・桂駅

 京都本線にも千里線、嵐山線という2つの支線がある。千里線は今日の夜に乗るので乗換駅の淡路駅は通過。
 京都市内に入って二駅目の桂で降りて、嵐山線を乗りつぶす。嵐山線は、景勝地・嵐山への観光の足となる路線だ。駅名看板も他の路線とは異なる少しレトロなデザインになっている。
 ところで、嵐山線の電車はシートがクロスシート(進行方向に対して垂直に置かれたシート。平行に長い椅子が置かれた通勤用の車両はロングシートと言う)になっている。今回つくづく感じたのが、やはりシートはクロスシートに限る。進行方向に向いて座ると、楽に背もたれに頭を預けることができるので、ゆっくり休むことができる。スルッとKANSAIの範囲は通勤電車が多いので、なかなかクロスシートにお目にかかれないのだが、クロスシートの車両に当たったときのありがたさときたら、もう、ペルガミノの浮きドック級。
 終点の嵐山駅からの折り返しの電車は行きと同じ車両。よって、帰りも当然、クロスシート。ありがとうクロスシート!

京都・烏丸駅

 桂に戻って京都本線の制覇を再開。だが、ゴールまであと一駅の烏丸(からすま)駅で、京都地下鉄に乗り換えるため下車をする。残りの烏丸-河原町間は明日乗車する予定になっている。

京都・四条駅

 烏丸から京都市営地下鉄に乗り換える。阪急の烏丸駅に連絡している地下鉄烏丸線の駅は、四条駅である。四条からは、北上して終点国際会館を目指す。そこで折り返して、南の終点、近鉄との合流駅・竹田へ。京都地下鉄は、南北に走る烏丸線と東西に走る東西線があるのだが、東西線は明日に持ち越す。
 まだまだ朝早いのか、各車両の座席は半分ぐらいは空いている。
 ちなみに国際会館というのは、国立のコンベンション・センターなのだそうな。(普通名詞的に”国際会館”って言われても、余所者にはピンときませんがな)
 ところで、昨日の夜、阪神の始発に乗るというリカバリープランを提案してくれた友人とここで合流。もう一人の友人と共に夕方までこの旅に付き合ってくれるのだそうな。(たって、電車に乗ってるだけだけどね...)

2014/9/14 7:2o 京都・竹田駅

 阪神、阪急に続いて関西五大私鉄の中でも最長の路線網を誇る近鉄の登場。500kmを超える近鉄の路線網のうち、京都線の端っこだけをちょこっと乗る。
 京都地下鉄から近鉄に乗り換え、近鉄京都線の終点京都へ向かう。急行だと2駅5分で到着。
 折り返して、京阪の乗り換え駅・近鉄丹波橋へ向かう。

 京都と近鉄丹波橋の間は特急で6分、急行で9分。特急だと特急料金510円が必要なので、一般的に急行を利用すると思う。
 だが、今回はスケジュールの都合上、どうしても特急に乗らざるを得ないため、1分あたり85円という高額の料金を払って特急に乗車する。
 出発して指定席に座るや否やというタイミングで「まもなく近鉄丹波橋」というアナウンス。すごすごと特急を降りると、なにやら勝ち誇った顔で車掌が我々の行く手を阻んできた。
 まあ、この区間特急に乗る人はあまりいないので「お前ら、特急券は持っているだろうな??」という確認に来たというわけである。
 が、残念ながらしっかり特急券は確保していたので、我々もまたドヤ顔で特急券を車掌に提示し、京阪の丹波橋駅と足を進めた。
 この時間には世の中もすっかり目が覚めたようで、近鉄と京阪の連絡通路を多くの人が行き交っている。


京都・丹波橋駅

 続いては、関西五大私鉄の四番手・京阪。
 大阪と京都を結ぶ線路は、阪急、JR、京阪と3路線があるが、その中でもっとも南を走るのが京阪で、地元では”おけいはん”と呼ばれて親しまれているとか(たぶん、自称。実際言っている人を見たことがない)。
 大阪の淀屋橋から京都の出町柳までが京阪のメインルートだが、今日は途中の丹波橋から淀屋橋だけ乗って、残りは明日に持ち越す。また、京阪本線には、中ノ島線、交野線(かたの)せん、宇治線の三支線があるが、これまた、中途半端に交野線だけ今日中に押さえる。

枚方・枚方市駅

 枚方市駅での京阪本線から交野線への乗り換えは久々の2分乗り換え。駅に着いたら大急ぎで交野線のホームへ移動する。
 交野線はワンマン運転で車内のアナウンスは、自動なのだが「みなさま、おはようございます」と、朝の挨拶を始めた。昼に乗ったら「こんにちは」なのか、正月ぐらいは「明けましておめでとう」と言ってくれるのか、挨拶はいつ切り替わるのかなど疑問が尽きないが、確かめる時間はないので先を急ぐ。
 終点・私市(きさいち。これは、関西私鉄網の中でも一二を争う難読駅名だね)にて、枝葉の支線では恒例の「乗ってきた電車で折り返しの儀式」をしめやかに挙行し、枚方市に戻ってくる。

枚方・枚方市駅

 枚方市からは特急で終点淀屋橋へ向かう。電車は満員。
 この旅のスタートからぼちぼち30時間、本日活動開始してからも早4時間半。いいかげん疲れてきたのか、この京阪の特急と次に乗る地下鉄の写真を撮りそこなっちゃったんだよね。
 まあ、写真を撮りそこなうことぐらい、電車を降りそこなうことに比べたらデコピン2発分ぐらいのダメージに過ぎないけどね(つまり、案外ショックを受けている)。

大阪・淀屋橋駅

 京阪の大阪側のターミナル・淀屋橋駅に到着。4時間ぶりに大阪に帰ってきた。やたらと細長い地下駅で、長い電車が2編成縦に並ぶことができる駅になっている。
 さて、ここからは、本日のメインディッシュである南海に乗るために地下鉄で移動する。目指すは南海のターミナル・難波駅、ではなくて、都会の片隅にひっそりと佇む、知る人ぞ知る存在の汐見橋駅。
 難波のすぐ近くに汐見橋駅という南海の駅があり、そこから南海本線の岸里玉出(きしのさとたまで)駅まで、通称・汐見橋線と呼ばれる南海・高野線の末端路線が延びている。
 この汐見橋線、大都会大阪ミナミを駆け抜けているにも関わらず、利用客があまりいないため、30分に1本という閑散としたダイヤで運行されている。
 おまけに本線との連絡が悪いため、なかなか良いタイミングでスケジュールに組み込むことができず、どうしてもこの時間に乗らざるを得ないことになった。今回の”4大スケジュール泣かせ路線”の一つである。
 本日、早朝の京都周りが慌しかったのも、中途半端にしか乗りつぶせなかったのも、全部汐見橋線のせいなのだ。

大阪・桜川駅

 地下鉄・千日前線の桜川駅から南海の汐見橋駅に乗り換えるのだが、ここの乗換の距離も、思っていたよりかなり長かった。おまけに、汐見橋線の存在を無視するかのような案内看板の少なさで、どこに行けばよいかわからず結構焦ってしまった。
 乗り換え時間が短かったら、危うく昨夜の”天王寺の悲劇”が繰り返されるところだった...。
 さて、ここから先は関西五大私鉄の最後を飾る南海の路線。今日一日で、ケーブルカーを除く全ての線路を乗りつくししまう計画。行くぜ、南海!

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