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2006/02/01

国道1号線 大阪-東京572km (1日目)

 あけましておめでとうございます。ヒロ†です。
 唐突なんですが、東京・日本橋から、大阪・梅田まで繋がる国道1号線を3日間かけて、ドライブしてきました。
 僕は名古屋に住んでいるのだが、やはり名古屋市内にも国道1号線が走っている。名古屋の国道1号線というのは、平行して、立派な国道23号線が走っていることもあり、あまり存在感はない。
 でも、たまにその国道1号線を走りながら、”1”という逆三角形の青い看板をみつけると、「この道は、東京と大阪に繋がっているんだろうなぁ」と思ったりするわけですわ。
 で、いつか、この国道1号線を端から端まで走ってみたいなぁ、なんて思っていたのだが、ついに、この年末年始に大阪から東京まで国道1号線横断旅行を実行!
 そんな国道1号線 大阪-東京572kmの記録です。

国道1号線の終点 梅田新道交差点 道路脇にひっそりと立つ”大阪市道路元標”
国道1号線、2号線等の起点・終点を示す
大阪・梅田

 名古屋を早朝に出発し、名神高速と阪神高速を乗り継いで、梅田に到着。
 大阪駅から南へ徒歩10分。御堂筋と曽根崎通りが交わる梅田新道交差点が、国道1号線の終点、そして北九州に向かう国道2号線の始点にあたる。数年前、所用でこの交差点を渡った事があるけど、その時は、ここが1号線の終点だとは全く気が付かなかった。
 よく見れば、道路の脇に”大阪市道路元標”なる、国道1号線、2号線などの起点・終点を示す碑が立っていたり、交差点を挟んで同じ道に”国道1号線”と”国道2号線”の標識が立っていたりしているが、特徴といえば、その程度のものだ。
 ま、そのくらい、なんの特徴も無い交差点だけど、ここの道の先には東京があるわけだ。
 12月30日午後12時、この交差点を東に向かって走り出す。

540kmのキロポスト
梅田新道交差点から2km少々離れた場所
大阪・都島区東野田町

 ところで、国道1号線の距離だけど、国土交通省の道路時刻表によれば、572.3km。ただ、一概にこの距離が正しいとは言い切れない。1号線に限らず、多くの主要国道はバイパスと古い道(現道って言うんだって)に途中から分かれて、どちらも”国道1号”ということがよくある。つまり、距離は、通るルートによって変わってしまう。
 それに、この道路時刻表の距離と、国道脇に立っている”キロ・ポスト”の数字もかなり違っている。おいらが最初にキロ・ポストを見つけたのは、スタート地点から2km少々進んだ、大阪市都島区東野田町いうところで、その表示は540kmちょうど。国道の全長が572.3kmだとすると、30kmも辻褄が合わない。
 よくわからないのだけど、なんにしろ、550km前後は、走らないと東京にはたどり着けないっつーことだ。

京都・東寺の金堂と五重の塔
京都・八幡

 大阪市内を抜け、国道1号線・枚方バイパスを走ること30分。京都府に突入。
 年末のせいなのか、市内もバイパスも渋滞することなく順調に走行。

京都・東寺

 それまで北上を続けてきた国道1号線は、東寺に突き当たると、東寺を迂回するようにに向かう。
 8世紀後半、平安京遷都後間もなく造営された東寺は、数多くの国宝、重要文化財の仏像が安置される講堂、金堂、優雅な姿で聳え立つ五重の塔で有名な日本有数の古寺。
 慌しく初詣の準備がなされているさなか、すこし寄り道をして、道中の安全を祈願。

うばがもち
白い部分が乳頭を表しているのだとか
滋賀・大津

 途中、昼食をとりながら、ひたすら1号線を東進すると、いつの間にか滋賀県に突入。
 「琵琶湖のプールサイドのような県」という地味なイメージの県だが、県境もやはり地味なのか、全く気が付かなかった。「滋賀といえば、琵琶湖!」ということで、琵琶湖の写真を撮ろうと思っていのだが、これも川と勘違いして、いつのまにか通過。
 道中”うばがもち”という看板を発見し、うばがもちを購入。なんだか、由来があって(パッケージに書いてあったが、忘れた)、乳母だけに乳型のお菓子なのだそうな。むむむ....。
 あくまでも地味に徹する滋賀県に、奥ゆかしさを感じつつ、1号線最初の難所「鈴鹿峠」に向かう。

雪が残る鈴鹿山脈
三重・鈴鹿峠

 鈴鹿の峠は三重と滋賀の県境になっている。県境の鈴鹿トンネルを越えた頃には、日が沈み始めていた。
 鉄道の東海道線、東海道新幹線や名神高速道路はこの峠を迂回して米原を通るのに対して、国道1号線は律儀に旧東海道に沿って峠を越える。朝方、名神の米原付近を通ったときは、辺りがすっかり雪に覆われて真っ白だったが、こちらの鈴鹿峠はちらちらと雪が残る程度。やたらと新幹線が止まる米原が、いかに雪深いかがわかる。

四日市の大とんてき
三重・四日市

 夕飯は、時折テレビ等で取りあげられる来来憲の大とんてきを食べることにした。場所は、四日市市内、近鉄湯ノ山線松本駅の近く。
 ”大とんてき”とは、まあ、大きな豚のステーキ。ニンニクが豪快に利いていて、写真から想像する通りの味がします。お値段は1,575円也です。

三重・愛知の県境
ガードレールに、東京まで”376.2km”の表示
愛知・木曽川

 四日市を過ぎれば、完全に名古屋人のテリトリー。どこかしら赤みその香りただよう沿線の景色は、退屈の極み。朝から運転している身にはかなり堪える。
 三重と愛知の県境は、木曽三川(揖斐川、長良川、木曽川)と呼ばれる、大きな川。その橋を超えて、いよいよ5県目の愛知県。さらにしばらく走れば、ホームタウン名古屋市に入り、完全に近所のジャスコに買い物に行くかのような気分になる。

熱田神宮前
国道19号線、22号線の起点でもある
愛知・熱田神宮

 初日の終点は、熱田神宮のすぐ南の交差点にした。
 名古屋に戻ってきたので、どこで終わっても良かったのだが、国道1号線の旅は旧東海道を辿る旅でもあるということで、旧東海道の42番目の宿場町”宮”で終了ということにした。
 江戸時代、熱田神宮すぐ南は港だったらしい。その港から桑名までは、七里の渡しと呼ばれ、航路が東海道となっていたそうだ。その後、干拓だの埋め立てだので、海は遥かかなたに行ってしまい、今じゃ、川辺にその当時の名残を残すのみになっている。
 ちなみに、この交差点は、国道19,22,247号線の起点にもなっていて、なんとなく国道の旅としてはキリがいいような気もする。そんなわけで、この日は、一旦自宅に帰り、次の日の大晦日、この交差点から、再び東京に向けて出発することにした。

1日目
総走行距離:197.1km
東京まで:358.5km

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