IT Penguin

2009/09/10

青春18きっぷ使いきり 東日本周遊2396.1km (0日目・1日目)

 ぼちぼち秋になってまいりましたが、夏の旅行の記録でございます。
 今年も、去年に引き続き、青春18きっぷ使いきりの旅に行ってまいりました。
 JR普通列車乗り放題の青春18きっぷは、5回分が1セット。なので、5回分を5日間で使い切って遠くに行ってこようという旅です。
 去年の夏は、名古屋から出発して、九州・四国を周る西日本周遊編だったので、今年は当然、東日本周遊編。
 時刻表を見てみると、名古屋から出発して、5日間があれば、なんとか北海道に上陸して戻ってくることができそう。
 それならば、いざ、北海道! と、旅に出ました。

夜更けの名古屋駅 名古屋 23:20発 快速ムーンライトながら 東京行き
(東海道本線 366.0km)
東京 翌5:05着 豊橋を過ぎて、本当のスタート
名古屋-豊橋間は普通切符(と都こんぶ)で移動
愛知・名古屋駅

 お盆の連休明け初日の月曜日のせいなのか、いつもより人の数が少ない気がする名古屋駅。
 青春18きっぷで東に向かうといえば、定番中の定番、夜行快速列車「ムーンライトながら」号に乗車して、まずは東京に向かう。
 「ムーンライトながら」というのは、午後11時20分に名古屋に出発して、約5時間半後の早朝5時という、とんでもない時刻に東京に到着する夜行快速列車。
 夜行列車とはいえ、ただの快速なので、乗車券+指定券(510円)という格安料金で東京まで行くことができる。深夜バス感覚で利用できるため、学生なんかに人気の電車である。もちろん、青春18きっぷでも乗車可能なので、東に向かうおいらにとって、距離を稼ぐためには、こいつだけは外せない。

愛知・名古屋駅

 ムーライトながらは、定刻どおり23:20に名古屋駅を出発。
 青春18きっぷは、1回分で1日中JRの普通列車が載り放題になるきっぷである。じゃあ、”1日中”とは何時までなのかというと、「終電まで」ではなく、「0時を過ぎて最初に停車する駅まで」である。(ちなみに、東京と大阪のまわりの電車は、例外的に終電まで有効)
 となると、23:20に出発する名古屋から青春18きっぷを使ってしまうと、翌0:12に到着する豊橋駅までで1日分を使い切ってしまうことになる。
 それではもったいないので、名古屋-豊橋間は、青春18きっぷは使わず、1280円の普通の切符を買って乗車し、豊橋を過ぎたところで車掌に改札してもらい、豊橋以降の区間から青春18きっぷを使用することにする。
 そんなわけで、名古屋-豊橋間は、今回の旅の第1日目ではなくて、第0日目となる。

愛知・豊橋
 

日付が変わって0時17分、豊橋駅を出発。
 ここから、本当の意味で青春18きっぷ使い切りの旅・東日本編のスタート!

 しばらくして、車掌さんが検札に来たので、青春18きっぷの1回目に日付スタンプを押してもらう...。
 つもりだったのだが、なぜかおっさんはスタンプを押さず、手書きで日付を記入。そういうモノなのか、おっさんがスタンプを忘れたのかはわからないが、車掌の野田さんの達筆で旅の幕が開いた。

 このムーライトながら号だが、比較的座席も広く、リクライニング昨日もあり、悪くない電車なのだが、難点が一つある。
 在来線とはいえ、普通に東京まで突っ走ってしまうと、東京に早く着きすぎるため、やたらといろいろな駅で運転停車(時刻表では通過扱いになっており、客の乗り降りはできない停車)をする。そのため、寝たと思えば、停車・発車のガタガタ音で叩き起こされ、なかなか眠れないんだよね。
 まぁ、料金相応と思えば、文句はないけど...。

東京 5:15発 山手線 内回り
(山手線 3.6km)
上野 5:22着 上野 5:47発 普通 宇都宮行き
(東北本線 105.9km)
宇都宮 7:28着 宇都宮 7:37発 普通 黒磯行き
(東北本線 53.8km)
黒磯 8:28着 黒磯 8:37発 普通 郡山行き
(東北本線 63.4km)
郡山 9:56着 郡山 10:08発 普通 福島行き
(東北本線 46.1km)
福島 10:54着
福島 11:00発 快速 仙台シティラビット3号 仙台行き
(東北本線 79.0km)
仙台 12:16着
東京・東京駅

 すっかり空も明るくなった午前5時。ムーンライトながらは、見事に定刻通りに東京駅8番ホームに到着。
 6時間電車に揺られ、消灯されない明るい車内で一睡もできず、1本目の電車からすでに憔悴しきっているのだが、休むまもなく、東北本線で北上開始。
 ここからさらに続けざまに6本の電車を乗り継いで、とりあえず、杜の都・仙台を目指す。
 ということで、次は、山手線で上野へ移動。

東京・上野駅

 北国への玄関口・上野からは、宇都宮線にのって宇都宮へ。
 それにしても、東京の朝は早い。
 まだ、5時台前半だというのに、やたらたくさん電車は走ってるし、人もウジャウジャいる。電車だって、15両の長大編成。
 なんだか、都会の”人”って生き物は、寒天に培養された細菌のようですな...。

栃木・宇都宮駅

 知らん間に埼玉を飛び越えて栃木県突入。
 ぼちぼち、通勤客が増えてくる時間だが、基本的に都心とは逆方向に向かう電車なので、混雑はさほどでもない感じ。
 ここで、黒磯行きに乗り換え。

栃木・黒磯駅

 ほぼ1時間置きに乗換えが続く。次は、郡山行き。
 っていうか、黒磯って、どこよ???

福島・郡山駅

 段々車両が短くなり、乗り降りする人も減ってくる。
 今度は、4両編成の電車で、福島へ。

福島・福島駅

 名古屋を出て、ぼちぼち半日。ほぼノンストップで7本目の電車、快速・シティラビット仙台行きに乗車。
 乗換えがかなり堪える今日この頃。しかし、東北本線の普通電車ってのは、もうちょっと長い距離を走ってくれないもんですかね???

宮城・仙台駅

 正午を過ぎたところで、仙台に到着。
 ここで昼食タイムということで、半日ぶりにシャバ(駅の外)の空気を吸いに行きますか...。

仙台駅に下車 利久にて牛タンを喰らう
仙台・利久西口本店

 仙台で飯を食うといったら、当然、狙いは牛タン。
 かつて、国道4号線の旅のときも、仙台で昼飯に牛タンを食べたのだが、正直、イマイチだった。
 このままでは、仙台の牛タンがイマイチなのか、食べた店がイマイチなのかわからないので、今回はかつて仙台に在住していた会社の後輩に念入りにリサーチし、ここなら鉄板という店”利久”に狙いを定め、仙台駅から直行した。
 滞在時間が限られているので、あらかじめ予約をしておいたのだが、そのおかげで行列の横をするりと抜けて並ばずに席に案内された。(教訓・利久は、予約すべし!)
 さっそくなので、ちょっと値の張る”牛たん「極」定食”(¥1,600!)を注文。
 これが、もう、見た目の肉厚からして、うまい。食べるまでもなくうまいのだから、食べたら当然うまいに決まっている。牛タンの食感が引き出す肉の味が絶妙。
 結論、牛タンはうまい!(ま、つまり、前回イマイチだったは、牛タンではなく、店の方ってことやね)

仙台 13:45発 快速 夏休み東北縦貫号 盛岡行き
(東北本線 183.5km)
盛岡 16:29着 やはり、ずんだ餅は外せない
宮城・仙台

 結局、仙台の滞在時間は約1時間半。
 それでも、”ずんだ餅”だけは、外せない!
 ということで、駅の売店でしっかりずんだ餅カップを買い込み、電車に乗るなり胃袋へ送検。
 ♪ずんだっだ~ ずんだっだ~
 と、わけのわからない歌を歌いたくなるぐらい、うまい。

 さて、仙台から盛岡へ東北本線をさらに北上。
 普通なら、盛岡まで2本の電車を乗り継がなくてはならないのだが、この日は運よく「夏休み東北縦貫号」という臨時電車が運行されていた。これなら、途中の乗換えが要らないばかりか、快速なので到着も早くなる。
 ところで、「夏休み東北縦貫号」は、今はあまり使われなくなった、寝台電車の車両を利用して運行されていた。天井辺りに寝台用のベッドが隠されてあるらしく、妙な突起が妙な場所にある不思議な電車だった。(あ、しまった、写真撮ってないや。すんません...)

宮城・仙台

 どうでもいい話だが、この列車は、全席4人がけのボックスシートで、おいらの目の前には、20歳前後の女の子が一人で座っていた。
 彼女は盛岡に着くまでの間、見事にずーっと爆睡し続けていた。気になったのが、彼女は半開きの携帯を手に持ったまま寝続けているのだが、絶対に携帯を落とさない。落としそうになると、ふと目を明けて握りなおすと、また寝てしまう。
「携帯をかばんにしまえばいいのに...」と、余計なお世話を考えてしまう。
 その子はおいらよりも前の駅から電車に乗っていたのだが、もしかしたらおいらと同じように、ムーンライトながらから東北本線に乗り継いだ、青春18きっぷ組かもしれないね。
 ま、だとすれば、爆睡ぐらいしますわな...。

盛岡 17:04発 普通 八戸行き
(いわて銀河鉄道線・青い森鉄道線 107.9km)
八戸 18:58着 八戸にて、長い一日が終わる
岩手・盛岡駅

 かつては上野から青森までを結んでいた東北本線だが、現在は盛岡で一旦、終了している。
 2002年に東北新幹線が盛岡から八戸まで延伸した際、同区間の東北本線は、JRから切り離されて、地元の自治体が運営する第3セクター鉄道になった。
 よって、現在は、旧東北本線の内、岩手県側は「IGRいわて銀河鉄道」、青森側は「青い森鉄道」の路線となっている。これらの鉄道はJRではないので、当然青春18きっぷで乗車することはできない。
 まぁ、遠回りしてなんとかこの間を迂回することもできなくはないんだけど、今回は時間の都合やら、電車に座り続けた臀部の都合やらで、別料金を払って、旧東北本線を直進することにした。
 いわて銀河鉄道と青い森鉄道は直通していて、通算運賃は2,960円。
 なんと、青春18きっぷ1日分(2,300円)よりも高い!!
 ってことは、つまりあれかい? 豊橋-盛岡間(828.9km)の方が、盛岡-八戸間(107.9km)よりも安いってことかい?
 いや、ま、別にいいけどさ...。

青森・八戸駅

 名古屋を出て約20時間。ようやく、本日の終着駅八戸に到着。
 愛知、静岡、神奈川、東京、埼玉、栃木、茨城、福島、宮城、岩手、青森と1都10県を9本の電車を乗り継ぎ、1000km走破をしたにもかかわらず、北海道はまだ先。
 去年も思ったけど、日本って、意外と広いよね...。

 明日は青函トンネルをくぐって、いよいよ北海道へ上陸します。

0日目・1日目乗車距離 1,009.2km

5 件のコメント:

  1. じゃすみん2009/09/11 22:00:00

    なんとなく予感?がして 飛んでみたら記事upされてて嬉しい限り。
    しょっぱなから都こんぶに笑ってしまたよ。このいつもの写真枠も 好きだなぁ。
    私も 荒磯もわかんないや。それに隣の駅のタカクって どこ?って思ってしまったわ。

    あ~、楽しそうだなぁ。お尻は痛そうだけどね。さて2日目読みに行ってきます。

    返信削除
  2. じゃすみんさんこんにちは。
    そうですか、予感がしましたか!
    書くことが溜まっているので、しばらく記事UPすると思いますので、よろしくお願いします。
    都こんぶって、美味しいですよね。
    電車に乗るとなぜか食べたくなります。

    返信削除
  3. 名古屋-豊橋を0日目とするあたりがさすがです。
    僕だったら1-2日ってカウントしちゃいますね。

    ヒロさんってけっこうデリケートですか?
    僕はムーンライトで四国行った時、京都から爆睡していて、瀬戸内海の景色やら全くみれない感じでした。

    乗り換え時の駅の写真ですが、僕も全部行ってます・・・。
    一度にではありませんけど・・・。

    牛タンは旨いですよ、仙台駅に早朝に着いて、お店が開店してないから、駅に売っていた駅弁で食べた事ありますが、それも旨かったっす。
    旨く無い牛タンに当たるとは・・・、やはりさすがです。

    しかし国道の旅に比べると、観光も何もないですな、仕方ないでしょうけど・・・。

    返信削除
  4. > 僕だったら1-2日ってカウントしちゃいますね。

    理系のせいか、数字には細かいんですよね、僕。
    ところで、普通は名古屋-八戸間をまとめて、1日ってカウントじゃないですか?

    > ヒロさんってけっこうデリケートですか?
    僕は、決してデリケートではないんですが、”寝る”ってことだけは割りと繊細ですね。
    枕が変わると寝られない感じです...。
    (普段は、5秒で寝れるんですけどね...)

    返信削除
  5. 理系でしたか・・・。
    確かに名古屋-八戸を1日とカウントするでしょうね。
    ただ僕も少々細かいので、1-2日とカウントします。
    日付でのカウントなんでしょうね。

    寝る事にはデリケートなんですね、そこでもデリケートじゃない僕は・・・。

    返信削除