9月17日朝9時。
愛媛より徳島を目指して、いよいよ、国道11号線233.7kmの旅スタート。
愛媛・松山
国道11号線の起点は徳島で、終点が松山。その距離233.7km。
おいらは、終点松山から徳島に向かって走破していく。
さて、松山の終点は松山市役所の正面。
”おめでとう土佐礼子”と、世界陸上でメダルを獲得した土佐を祝う垂れ幕が大きく掲げられている。
う~ん、”伊予”なのに”土佐”かぁ、とくだらない事を考えながら、出発。
愛媛・西条
さっそく200kmのキロポストを発見。ということは、あと200kmでゴール。
いや、四国って小さいなぁ、と改めて実感。
愛媛・四国中央
愛媛には”タルト”というお菓子がある。
「待て、タルトなんてどこにでもあるだろう!」と言うかもしれないが、それは違う。
愛媛ではロールケーキのような餡入りのお菓子を”タルト”というのである。(ほんじゃ、普通のタルトはなんて呼んでいるんだろう??)
中でも、一六タルトというタルトが有名らしく、さっそく前日に食べてみた。
が、これが、マズイ。
なんというか、非常に味が安っぽい。いかにも大量生産の廉価版という味がする。
思わず、
なんだ、このヤロー! 四国に米軍が上陸しても助けてやんねーぞ!
と、叫んだものである。
こんなもの二度と食うかとおもっていたのだが、ふと、「いや、まずいのは”一六タルト”であって、他のタルトならうまいのかもしれない」と思い直し、あらためて別のタルトを買ってみた。
買ったのは御栗タルトという別の会社の商品。
こいつは、なかなかのお味。悪くないです。
四国に米軍が攻めてきた時は、共に戦おう! と誓って、”四国中央市”なる仰々しい名前の街をあとにした。
愛媛・香川県境
うどんの国・讃岐に到達。
香川・三豊
道中に行列のできる饅頭屋を発見。
吊られて並んで、”鳥坂まんじゅう”なるまんじゅうを食す。
10人ぐらい並んでいたが、まんじゅうを買うだけだから10分ぐらいで変えるだろうと思ったが、甘かった。
蒸しあがるのを待って、蒸しあがったと思ったらすぐに売り切れ、また蒸し上がりを待つ...。これを都合5回ほど繰り返し、購入できたのは30分後。
でも、むちゃくちゃうまかった。
今回一番のお勧め!
うどん本陣 山田屋
香川・丸亀
100kmのキロポスト発見。
なんとなく、100kmのキロポストを見ると旅の終わりの気がするが、今回はほぼ中間点。
香川・高松
香川に来た以上は、当然昼食はさぬきうどん。
おいらは、わざわざうどんを食いに香川に来たことがあるぐらいのうどん好きなのだが、今回、訪れたのは超有名店”うどん本陣 山田屋”。
香川のうどん屋は、民家のような狭い店で、1杯100円程度のうどんを出すところも多いが、ここはそれらの店とは一線を画した高級店(といっても、いっぱい500円程度だが...)。
有形文化財にも指定されている風情ある旧家を利用した店の中で、讃岐うどんの腰を味わう。
ぶっかけうどん、実に美味でした。
香川・徳島県境
このたび最後の県・徳島に入る。ここまで来れば、ゴールである11号線の起点まで30km余り。日が暮れる前にゴールできそう。
徳島・徳島
翌日は普通の平日ということで、やや暴走気味に徳島を走行し、あっというまにゴール。
ゴールは徳島の官庁街。
......何もありません....ので、さっさと名古屋に帰ります。
というわけで、何のオチもなく、四国横断の旅は終了。
時間に追われていたこともあって、あっという間の旅でした。
ただ、まだ四国は高知が残っているので、そのうちゆっくり南の方を旅したいね。
次回の国道の旅は、大型旅行に出かけたいですな。
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