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2014/10/05

スルッとKANSAI 3day 1192.5km 完全制覇(#6 大阪地下鉄Ⅱ編)

 スルッとKANSAI 3day チケットを利用して、関西の私鉄全線を3日で完全制覇する旅の2日目の夕方。
 南海の二大末端駅、和歌山港駅と極楽橋駅を制覇し、日没とともに特急・こうや14号にて、大阪近郊に戻ってきた。

堺・堺東駅

 1時間を超える快適な特急旅行を終え、日が落ちて夜の闇に包まれつつある堺東駅にて列車を降りる。堺東駅の手前、中百舌鳥(なかもず)駅から伸びる・泉北高速鉄道に乗るためである。
 ここで、朝、京都から付き合ってくれた友人たちと別れ、一人、ひたすら電車を乗り継ぐ旅を続ける。
 泉北高速鉄道は、中百舌鳥駅と泉中央駅を結ぶ鉄道だが、殆どの列車が南海の難波まで直通していて、事実上南海の支線といって良い路線である。かつては第3セクターだったが、今年から南海の子会社となっている。
 堺東駅から泉北高速鉄道線に直通する準急で南海高野線を折り返して、そもまま泉北高速鉄道の終点・和泉中央駅に到着。これで、19社局中9社局目の泉北高速鉄道の路線を制覇したことになる。
 行きは南海の車両だったのだが、帰りは泉北高速鉄道の車両となり、それなり別の鉄道に乗った気分を味わいながら、南海との分岐駅中百舌鳥駅に戻ってくる。

堺・中百舌鳥駅

 中百舌鳥駅からは大阪地下鉄の大御所・御堂筋線に乗り換える。南海の天下茶屋-難波間に乗っていないが、2時間後に乗る予定になっている。
 高架の南海の中百舌鳥駅から地下の地下鉄のなかもず駅の乗り換えは、そこそこの時間を要するため、3分の乗り換え時間では結構厳しい。(一応、後続の列車に乗っても大丈夫なスケジュールなのだが、その分、別の場所の乗り換えが厳しくなる)
 中百舌鳥駅で電車を降りると、出口を急ぐ兄ちゃんがいたので、こいつは地下鉄乗り換えに違いないと、後を追った。が、脚力の差なのか、足の長さの差なのか、途中で姿を見失う。それでも、なんとか地下鉄のホームに到達し、無事、3分乗り換えに成功する。

 ここからは昨日の夜に引き続き、大阪市営地下鉄の制覇を再開する。全9路線のうち昨日までに、千日前線、今里筋線、谷町線を制覇。本日は、御堂筋線、堺筋線、中央線、南港ポートタウン線、四つ橋線の5路線を乗りつぶす。

豊中・千里中央駅

 大阪の大動脈・御堂筋線は、終点・江坂からそのまま、北大阪急行へ乗り入れる。北大阪急行はたった5駅間、5.9キロの短い距離の鉄道会社。もちろんスルッとKANSAIの19社局中最小距離。
 終点・千里中央まで乗ったので、北大阪急行はあっさり終了。これで、スルッとKANSAIの19社局中、過半数の10社局(山陽、神戸市交通局、北神急行、神戸電鉄、神戸高速鉄道、能勢電鉄、神戸新交通、阪神、泉北高速、北大阪急行)を制覇。勝利を手中に収めたと言いたいところだが、まだ残りは、南海、大阪市交通局、大阪モノレール、叡山電鉄、阪急、嵐電、京都市交通局、京阪、近鉄とたくさんある。
 ついでにこの電車で通算乗車距離が1000キロを突破。"1000キロも"なのか"1000キロしか"なのか、イマイチよくわからないが、まあ、きっとめでたい事には違いないだろう。

 北大阪急行の次は、その1キロほど東を並走する阪急・千里線。その間を繋ぐ・大阪モノレールに乗って、隣の山田駅まで移動。千里線の終点は山田駅の北隣の北千里駅なので、さらに阪急で一駅北上する。

吹田・北千里駅

 北千里から阪急・千里線、さらに直通する大阪市営地下鉄・堺筋線を制覇する。
 千里線は途中の淡路駅で阪急・京都本線と交差し、北千里からは基本的に京都本線への乗り入れ電車と、千里線を直進する電車が交互に運転されている。今回は、タイミングが悪く京都本線へ乗り入れる梅田行きの時間に当たってしまったので、淡路駅で乗り換えることになる。
 この時間になると、休日ということで、乗客の数はかなり少なくなってくる。まず座席には座れるのだが、二日間ずーっと座り続けているせいで、ケツが痛くなってきた。

大阪・淡路駅

 淡路駅にて京都方面からやってくる電車に乗り換える。両列車は同じホームで乗り換えることができるので、同時刻に発車する2つの電車に相互に人々が乗り換えることになる。反対側の電車に乗って、終点の大阪市営地下鉄・天下茶屋駅を目指す。

大阪・天下茶屋駅

 阪急千里線とそこから乗り入れる大阪市営地下鉄・堺筋線を制覇。これで阪急の残りは京都本線の先端の烏丸-河原町間のみとなる。
 天下茶屋では、5時間半ぶりの南海の天下茶屋駅に移動。取りこぼしていた最後の南海路線・天下茶屋-難波間を乗りつぶす。

大阪・難波駅

 天下茶屋から難波は僅か6分。11社局目の南海の制覇にも成功し、残りは8社局。気が付いたら、スタートから40時間が経過している。通りでケツが痛いわけだ...。

 さて、近鉄難波線と阪神なんば線の結節点・大阪難波からは、近鉄難波線・大阪線・奈良線で生駒へ移動する。生駒のさらに先、学研奈良登美ヶ丘駅から出発するけいはんな線に乗り、直通する大阪市営地下鉄・中央線を乗りつぶし、さらに、南港ポートタウン線、四つ橋線と制覇していこうという計画。
 生駒までの19分間は全席指定の近鉄特急で移動。おしりにもやさしいリクライニングシートで、快適に生駒に辿り着いた。

生駒・生駒駅

 定刻より2分遅れて、生駒駅に到着。5分の乗り換え時間が3分に削られて焦るところだが、去年近鉄全線508.1km 1日制覇で散々乗り換えまくった勝手知ったる生駒駅だけに、余裕を持ってホームを移動。去年は紙の乗車券で、中間階札を通過できないというトラブルがあったが、磁気乗車券である"スルッとKANSAI 3dayきっぷ"を手にしたおいらに恐れるものは何もない。

奈良・学研奈良登美ヶ丘駅

 学研奈良登美ヶ丘駅で折り返し。時間帯のせいなのか元々そうなのか、煌々と明るいホームに人の気配が殆ど無い。
 折り返しの電車は、記念すべき100本目、近鉄けいはんな線から大阪市営地下鉄・中央線に乗り入れるコスモスクエア行きの普通電車である。
 しかも、終点まで長時間安心して乗車できるとてもハートフルな電車。これで、クロスシートであれば文句はないのだが、まあ、座れるだけありがたいので、おとなしくロングシートの端っこに座り、一眠りする。

大阪・コスモスクエア駅

 気がついた時には、電車は大阪市営地下鉄区間内を走っていた。本日は大阪市への出入りが激しく、朝から、実に6回目の大阪入り。
 なにがどう小宇宙で四角形なのかよくわからないが、とりあえずコスモスクエア駅に到達。あるいは、地上に出たらコスモスクエアの正体がわかったのかもしれないが、現在は、中央線→南港ポートタウン線→四つ橋線と一筆書きで3路線を乗りつぶすことのできるボーナスステージを移動中。改札から出ることなく中央線の直上にある南港ポートタウン線のホームに移動する。
 南港ポートタウン線は、神戸のポートライナーなどと同じタイヤで移動する新交通システム。窓枠には
「お願い 物を投げないように!」
 と、いう注意書きが貼られている。
 かつては、荒れた中学校のような車内だったのかもしれないが、とりあえず、今日の所はタイヤ走行のメリットを活かして静かに走行している。港湾地区を移動しているということで、高架を走る車窓からはあまり街の明かりは見えず、静かさと相まってなんだか不気味とも思える車内空間となっている。

大阪・住之江公園駅

 終点・住之江公園駅で四つ橋線に乗り換え。高架の南港ポートタウン線から地下の四つ橋線にひたすら階段を降りていく。
 ボーナスステージの最後を飾る四つ橋線は、住之江公園から西梅田まで大阪を南北に結ぶ地下鉄路線。乗車時間は約20分。

大阪・西梅田駅

 日付が変わる直前、終電間近な時刻であるが、さすが梅田の街はまだまだ人出が多い。誰もいなかった始発の住之江公園が嘘のようにホームは人で賑わっている。
 これで大阪市営地下鉄は、長堀鶴見緑地線を残すのみとなった。あと1本、一気に乗りつぶしたいところではあるが本日は時間切れ。明日の始発に備えて、長堀鶴見緑地線の終点・大正駅まで移動する。
 西梅田駅の最終電車、日付が変わって0時7分に発車する北加賀屋行きの電車で、四ツ橋駅に向かい、そこで、長堀鶴見緑地線の心斎橋駅に移動する。四ツ橋駅と心斎橋駅は名前は違うが、同じ構内の駅である。

大阪・心斎橋駅

 心斎橋駅でやはり終電の大正駅行きに乗車する。満員に近い数の乗客が乗っていたのだが、大半が心斎橋駅で降りてしまい、閑散としている。
 7分後、定刻通り終点・大正駅に到着。車掌に叩き起こされる酔っぱらいを尻目に、久しぶりに改札の外に出る。JRとの乗換駅となっており、深夜とはいえ営業している店もそれなりにあるのだが、人の気配は殆ど無い。
 本日の乗車鉄道本数はちょうど50本。2日連続50本という中日・岩瀬のような記録を打ち立てて、なんとか無事スケジュールをこなすことができた。
 明日の始発は、午前5時8分。5時間後に、また会おう、大正駅!

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