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2010/02/23

国道10号線 鹿児島-北九州462km(最終日)

 国道10号線九州縦断の旅、最終日の4日目。
 残すは大分、福岡の2県。大分市街地より、終点、北九州は門司を目指して出発!

大分駅前から最終日出発
大分・大分市街

 この旅最終日は、2009年の最終日。すなわち、大晦日。
 2009年の終わりは、国道10号線の旅と共に終えるっつーわけですな。
 門司までの距離は100km余り。
 楽勝の距離だと思っていたのだが、天気予報によれば、本日の予報は”雪”!
 九州までやってきて雪の予報にお目にかかるとは、なんだかなぁ...。

大分といえば、猿の高崎山 右上がボス猿
ストーブにあたる猿たちもいる
大分・高崎山

 大分の名物の一つとして、押さえておきたいのは高崎山の猿。
 高崎山自然動物園は、野生の猿を餌付けして、自然動物園として公開しているという珍しい動物園。
 ボス猿が代替わりしたとかなんとかで、時々ニュースにも出てくる。

 朝、開園とほぼ同時に高崎山についたのだが、ともかく寒い。
 雪が降るってぐらいだから、寒いのは当然なんだが、それにしても風が身にしみる。駐車場から公園に向かう歩道橋の上の風が強く、なんど猿を見ずに引き返してしまおうと思ったことか...。
 決死の思いで歩道橋を渡り、動物園の入り口にたどり着くが、猿がいる場所はそこからさらにモノレールで数分登った山の上らしい。
 きっぷを買う窓口で、モノレールに乗るか、歩くかと聞かれたが、迷わずモノレールを選択。いや、寒いんだって。
 小さなモノレール”さるっこレール”に乗って山の上に向かうと、モノレールの窓越しにおさるの姿がちらほらと見える。
 終点でモノレールを降りると、そこは猿の群れの真っ只中。
 柵とかそういうものは一切無く、猿の群れに放り込まれた感じで、ちょっと恐ろしい。
 さらに歩くと広場があり、飼育係(厳密には、餌付け係か?)がマイクを持って、猿たちの生態を説明している。どの猿がボスとか、どうやったら、猿に喧嘩を売られないですむか、などなど、興味深い説明してれる。
 非常におもしろい!
 が、そのおもしろさに食いついて、飼育係のオッサンの目の前に陣取ったのが失敗。
 いくら話がおもしろくても、寒さには勝てず、さっさと退散したいところだったのだが、オッサンの話が終わらない。オッサンの目の前にいるおいらは、いくら寒くても、おいそれとは、その場を動けない...。
 待つこと5分、寝たら死ぬんじゃないかという寒さを耐え忍び、次の団体客が来た隙を見計らって、無事脱出。背後にあったストーブで暖をとり、一命を取り留めた...。
 高崎山の猿は、このストーブにあたることでも有名で、今日もストーブの前の一等地はお猿が陣取っている。
 オッサンの話によると、全てのサルがストーブにあたるわけではなくて、若い一部の先進的な猿だけがストーブに近づいてくるのだそうな。っつーことは、若くて革命的なおいらにも十分ストーブにあたる資格があるわけですな。

雪が降ってきたよ...。
積もってるし...。 別府の地獄めぐり 地獄グッズのTシャツ(上)
温泉プリンと別府名物「やせうま」(下)
大分・別府

 大分市のすぐ隣は、かの有名な温泉街・別府。
 観光ガイドをみていたら、”やせうま”なる郷土のきな粉のお菓子が載っていて、うまそうに見えたので、おやつにと、食べに行ってみる。
 大分・別府間の国道10号線は、別大バイパスと呼ばれており、片側4車線ぐらいの広い道となっている。
 別大バイパスを快調に飛ばして、あっという間に別府に着いたのだが、目当ての店は臨時休業の様子。
 気がつけば、本日は大晦日。思い返せば、4年前の国道1号線でも、大晦日にハンバーグを食いそびれたなぁ
 教訓・大晦日の昼飯には注意。

大分・別府

 気を取り直して、別府温泉名物の”地獄巡り”にでかける。
 っていうか、雪、すごすぎ。血の池地獄についた時には、ムダに一面銀世界。
 空気読んでくれよー、と言いたくなりますわ。

 で、血の池地獄ってのは、鉄成分で赤くなった温泉が地獄のように見えるという場所。写真とかで見たことはあったんだけど、雪の中で煮えたぎる赤い池ってのは、想像より迫力があり、まさに地獄の様相。
 ところで、地獄ということで、鬼の着ぐるみが温泉の周りを闊歩しているのだが、いちいち写真にポーズを撮ってくれたり、なんだか、とてもいい人のように見える。
 地獄に落ちるのなら、ぜひ、この程度の地獄にしていただきたいものですな。

大分・別府

 地獄めぐりの近くで、温泉プリンを食べれると聞き、プリン好きとしては、Bダッシュで湯の花小屋という売店を目指す。
 さっき食べ損なった”やせうま”も売っていたので、一緒に注文。
 プリンの味は、上々。ただ、温泉の蒸気で蒸したおかげで上々の味になったかどうかは、不明。
 で、一方のやせうまの正体だが、小麦粉を厚めのきしめん状に伸ばした生地にきな粉をまぶしたもの。
 うまいか、まずいかと聞かれれば、間違いなく”うまい”のだが、「だったら、おいらは、きな粉餅を食べますわ」と、言いたくなる感じの味です。

大分・別府

 時間もあるので、もう1ヶ所地獄を巡って見る。
 次の地獄は、その名も”海地獄”。
 って、なんだか地獄のわりにリゾート気分な名前がついていて、パンフレットを見ても、きれいな青い色をした池の写真が写っている。地獄というよりは、むしろパラダイスに見える。
 だが、行って見ると、青色の煮えたぎりた温泉が湯気を出す様はなかなかの迫力で、伊達に地獄を名乗っているわけではないとわかる。
 いや、海地獄様、御見それしました! って、感じ。

 この他にも、白池地獄だの、山地獄だの、坊主地獄(!?)だの色々な地獄があるらしいのだが、まぁ、こんなもんで許してやるかと思った(簡単に言えば、飽きた)ので先を急ぐ。

いよいよあと100km USA 最後の県福岡に入る
なんかしらんが、マクロモードで写真撮っちゃった...
大分・杵築

 大分県杵築市にて、100kmのキロポストに遭遇。
 国道10号線の旅も、ぼちぼち終焉に向けてカウントダウン開始。

大分・宇佐

 大分県に宇佐市という町がある。
 宇佐ってのは、ローマ字で書くとUSAになる。
 よって、道路標識の英文表記は、宇佐市役所が、USA CITY OFFICE、宇佐警察署なんかは、USA POLICE STATIONになる。
 見渡すと、町中USAのオンパレード!

 ..................。
 いや、それだけですよ。はい.........。

大分・福岡県境

 USA観光を満喫し、しばらくすると、この旅最後の県、福岡県に突入。
 これにて鹿児島、宮崎、大分、福岡と九州東部4県を制覇!
 朝から降り続いていた雪もぼちぼち打ち止め様子。
 いや、一時はチェーン規制とかあったらどうしようと思ったよ。

北九州市内で3号線に合流 国道2号線の終点でもある老松公園前でゴール ゴールのすぐ向こうは関門トンネルの入り口
福岡・北九州

 北九州市内に入ると、だんだん交通量が増え、沿線の店も増えてくる。
 市街地に入り、都市高速の下、さらにモノレールの下を走り、新幹線の小倉駅まであと数キロ地点の三萩野交差点という場所で、国道10号線は、国道3号線と合流する。
 法律上の国道10号線は、まだこの先10kmほど続くが、道路標識などは国道3号線と表記されるようになるため、ここが国道10号線の事実上の終点。
 国道3号線と国道10号線は、共に、北九州・門司を起点として、鹿児島市内の照国神社前の交差点を終点としている。国道10号線が、大分、宮崎、鹿児島と九州の東側を縦断するのに対し、3号線は佐賀、熊本、鹿児島と西側を縦断する。つまり、3日前のこの旅の出発地点から、東西二手に分かれて進んだ二つの国道がこの交差点で再び合流したのということになる。
 感慨ひとしお、と言いたいところだが、ここら辺りの国道10号線のルーティングが若干複雑で、多少迷子になりかけたため、なんだか分からないうちに、交差点を通過してしまった....。

福岡・北九州

 国道3号線と合流してから12キロ少々。門司の港や灯台を眺めながら、終点を目指す。
 関門トンネル目前の老松公園前交差点で、国道10号線(そして、国道3号線)は終了!

 ここから先は、国道2号線となり、関門トンネルをくぐって、終点大阪市内・梅田新道交差点まで続き、さらにその先は国道1号線となり、東京・日本橋まで続くその先も、国道4号線が続き、青森市内・青い森公園まで続いている。
 国道1号線から始まった、おいらの国道の旅の道程が4年の歳月をかけて、青森から鹿児島まで繋がったということになった。
 とはいえ、まだまだ国道はたくさんあるので、今後もじわじわと走りつぶしていきますかね。
 では、また!

2 件のコメント:

  1. 今更ですが、お疲れ様でした。
    九州で雪ってのは想像出来ないのですが、降るんですね。
    寒いんですね。

    地獄で思い出しましたが、立山黒部アルペンルートの室堂平に地獄谷だの血の池だのあったなぁ。
    ここは別府より激しい感じじゃないですけどね。
    あ、地獄谷には行ってないや・・・。

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  2. 南国と侮っていたらかなりの雪に降られました。
    チェーン規制とかになったらどうしようかと思ったんですが、さすがにそこまでは積もりませんでしたね。
    にしても、寒かったです。

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