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2009/01/08

国道42号線 浜松-和歌山479km(2日目)

 浜松から和歌山まで渥美半島と紀伊半島を巡る国道42号線の旅。
 2日目は鳥羽から、いよいよ紀伊半島の旅へ出発します。
鳥羽市からスタート
三重・鳥羽

 2日目は、鳥羽市内よりスタート。
 ここから42号線は南下して紀伊半島の先端を目指すのかと思いきや、松阪に向かって西進する。
 地図を見ると、西進というか、ともすればやや北に向かっている。
 初日の出を拝む予定の紀伊半島の先端・潮岬は、まだまだはるか彼方ですな。

二見シーパラダイス
アカンベーをするミナミゾウアザラシ 夫婦岩
赤福ぜんざい
三重・二見シーパラダイス

 鳥羽を出発してわずか10分。
 さっそく二見シーパラダイスに寄り道する。9時の開園と同時に、本日1番目の客として入園。
 二見シーパラダイスも鳥羽水族館と同じ水族館なのだが、規模はかなり違う。
 二見シーパラダイスの広さは、30分もあれば全て周れる程度。水槽なんかも、海鮮居酒屋の生簀みたいなもの。(実際、泳いでいる魚も食えそうな魚ばかり)
 だが、しかし、トドやセイウチ、アザラシなどの海獣の類の充実度はスゴイ!
 園内では、随時いくつかのショーが行われ、”アカンベーをするアザラシ”など、バカでかい海獣の可愛いポーズにかなり癒される。
 入場料金は鳥羽水族館の半分程度だが、楽しさは引け劣らない、なかなかコストパフォーマンスのよい水族館だ。

三重・夫婦岩

 二見シーパラダイスの建物を出ると、すぐそばに、日の出参拝所として有名な夫婦岩がある。
 二見シーパラダイスは再入場が自由なので、ショーの合間の時間つぶしに拝みに行くことができる。

 しかし、この夫婦岩小さい時に見たときには、かなり大きな岩に見えていたんだけど、今見ると、結構小さい...。
 縮んでないかい??
(おいらが大きくなったのかもしれないけどね...)

三重・二見プラザ

 二見シーパラダイスに併設したお土産やさん”二見プラザ”の赤福の店で、ぜんざいを食べる。
 ぜんざいなのだが、あんこがしっかりあの”赤福”の味になっている。
 あんこも美味いのだが、餅が最高においしい。伊勢といえば、やはり赤福ですな。
(まぁ、わざわざここで食べなくても、名古屋のおいらの会社のすぐそばにも店があるんだけどね...)

伊勢・安土桃山文化村
シンボルはなぜか安土城。通貨単位は”両”! 立派な天上天下道(エスカレーター)も今や遺跡
三重・伊勢 安土桃山文化村

 お次は、二見シーパラダイスのすぐ近くの安土桃山時代をテーマとしたテーマパーク伊勢 安土桃山文化村に向かう。
 今から20年ほど前、バブルと呼ばれた時代、日本にテーマパークブームが巻き起こった。
 全国のあちらこちらに自称・テーマパークができたのだが、あっという間にブームは去り、あるものは寂れ、あるものは潰れていった。
 そんなバブルの夢の跡の一つが、この「伊勢 安土桃山文化村」(愛称は「ちょんまげワールド 伊勢」なんだってさ)である。
 この施設もご多分にもれず、バブル期の1993年に開園している。
 目玉は山頂に燦然と輝く黄金の安土城(なぜ、伊勢に安土城??)。
 本能寺の変で燃え尽きて以降再建されなかった安土城を、原寸大で再現し、最上階は史実の通り前面金箔の間となっている。
 城下には、いくつかのアトラクションと劇場があり、色々な時代劇を楽しむことができたそうだ。
 が、まぁ、そんな施設にリピータがいるわけもなく、その後、秒殺で経営危機に直面、紆余曲折があって、現在は日光江戸村が運営しているらしい。

 前置きが長くなったが、そんなバブルの遺跡にいざ出陣と乗り込んでみた。
 駐車場にはいると、料金所の係員が”町娘”の格好をしている。「料金所から町娘かよ!」と俄然テンションが上がったところで、その町娘が一言
「駐車料金は、300になります」
 と、申された!
 なんと、安土桃山文化村内の通貨単位は”両”で統一されているらしい。
 ちなみに交換レートは、1両=1円の固定相場ペッグ制。昨今の円高事情に背を向けるかのごとく、開園以来固定相場を貫いているそうだ。

 さっそく、テンションをあげて入場してみたものの、見事なまでに人影がない。客もいなければ、スタッフも数えるほど。変に敷地が広い分だけ、過疎を通り越して限界集落の様相。
 おまけに、メンテナンス中とやらで、村内の半分が閉鎖されているらしい。(推測だが、メンテナンスというのは建前で、運転資金不足で半分しか運営できないものと思われる)
 山に作られた敷地は、上層と下層の二層に分かれているのだが、その上半分が閉鎖されている。上層と下層を結ぶ巨大なエスカレーター(”天上天下道”っていうんだってさ)があるのだが、それも当然停止中。
 天上天下道をよく見たら、エスカレーターが3本も作られている。いったい、何人の入場者が来る想定だったのかと、頭を抱えたくなる。

 結局のところ、見るところといえば、4箇所の演劇場と安土城、さらにお化け屋敷や射撃場といった小さなアトラクションがいくつかあるのみ。
 これで、入場料2500円、いや、2500”両”というのは、なかなか勇気がある値段設定。(しかも、演劇は1回300”両”の別料金)
 ま、そりゃ、過疎化も進みますわ。

 で、肝心の演劇だが、劇場の一つに”笑え亭”という劇場がある。
 そこでは、最近、安土桃山文化村の現状を見かねた欽ちゃんこと、萩本欽一さんがボランティアで参加して、自ら作・演出を行った演劇が上演されている。
 この演劇は、さすが欽ちゃん、かつての視聴率100%男の面目躍如、なかなか笑えました。

 ま、おいらの率直な感想としては、なんだか施設自体に、バブルの遺産としての歴史的な文化価値があるような気がするんだよね。
 「人間、金があるとろくなことをしないなぁ」と思いながら、閑散とした園内を数時間、そこそこ楽しみながら散策した。

伊勢市・通町交差点より国道23号線と合流 伊勢神宮・外宮
三重・通町交差点

 伊勢市街に近づくと、国道23号線と合流。ここから松坂までは国道23号との重複区間。

三重・豊受大神宮(伊勢神宮 外宮)

 伊勢に来た以上、やはり伊勢神宮へのお参りは外せない。
 伊勢神宮には内宮と外宮があり(本当はそれ以外にも、全部で125の神社がある)、一般にお参りするのは内宮の方。
 しかしながら、今回はあえて外宮をお参りした。何でかと言うと、国道23号線の終点が、内宮の前となっているので、内宮参りは23号線の旅のときまで取っておこうと思ったからだ。
 道中の無事をお祈りして、先を急ぐ。

松阪市・小津町交差点で国道23号とお別れ
ここからやっとキロポストが設置されている
三重・小津町交差点

 松阪市街地近くで、国道23号線と分離し、42号線は、やっと南へと進路を変える。ここから先は、42号線が浜松まで延長される前からのオリジナルのルートとなる。
 そして、42号線単独区間としては、初めて直轄区間(国が直接道路を整備する区間)となり、やっとキロポストがお目見えする。
 キロポストによれば、浜松からここまで約120キロ。(キロポストのキロは浜松からの距離となっている)
 なんか、2日もたった割には全く進んでいませんなぁ...。

多気郡多気町相可1区交差点にて、2日目終了
三重・多気

 せっかく松阪に北から松阪牛!
 と言いたいところだが、そんな予算もないので晩ご飯はモスバーガーのとびきりチーズハンバーグサンドを食べる。(12月27日に発売されたばかりの国産牛100%のハンバーガーだってさ)
 そして、松阪から10キロほど南に下った多気町にて、本日は終了。
 キロポストは133キロ少々。和歌山まで約350キロ。

2日目
和歌山まで:346km

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